パッシブエアコン 本領発揮

takiguchi

2018年12月10日 14:44

建物完成見学会 2日間 無事終了しました。

お施主様には、無理なお願いにも関わらず、家具調度品まで、ご配慮いただき
ご近所の皆様にもお声かけいただき、多方面にご協力いただきました。
感謝申し上げます。ありがとうございました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。
感謝いたします。




先週は、日中暖かい日が続き、パッシブエアコンの性能を発揮できないのではと、かなり
心配をしていました。見学会の土曜日から、寒気団が来て、結果的には、理想的な天候
でした。外では、防寒着が必要なくらいに、寒い2日間となりました。


パッシブエアコン作動させての感想

今回の建物は、平屋 41.58坪 平屋建物としては、しっかりした規模になっています。
通常でしたら、各部屋に壁掛けエアコン設置となっていたはずです。
今回の平面プランは、洋室2室・和室1室・LDK。エアコンも5台は、必要な規模であると
思います。今回のエアコンシステムは、5.6KWの1台だけでの冷暖房システムです。
12月の寒い気候を迎え、室内は、床が暖かく、床暖房仕様となっています。
防寒着は不要。私は、2日間半袖シャツ着用で、接客でした。何の問題もありませんでした。

人の建物内での活動は、室内気温が下がる事により、急激に、活動力が鈍ってきます。
動かなくなります。ストーブ・炬燵に頼ってしまうケースが、ほとんどです。
健康住宅といえる快適な住まい。パッシブエアコンは、これからの住宅には、必需品という
意識が高まりました。床が暖かいということは、幸せを感じます。


床暖房のチェックポイント

パッシブエアコンシステムは、床を暖めます。床暖房となります。
床の素材に、気配りが必要です。
今回の建物は、床材に、厚さ30mmの無垢板(赤松床)を使用しています。
蓄熱の理論を理解できると、どの様な床材が良いのかが、理解出来てきます。

年内の完成見学は、今回で終了となります。
次回は、1月末から2月上旬に、大規模改修工事の完成見学会(初生町)
予定しています。寒さがよりいっそう厳しくなります。
同じくパッシブエアコン搭載建物です。どうぞ、ご期待ください。



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