道の駅 『くんまの水車の里』 過疎の現実に思う。

カテゴリー │季節

熊村に行って来ました。母親の故郷です。
小さい頃には、夏休み。冬休み。良く泊まりに行ったものでした。
当時は、子ども多くて、小学校から、子どもたちの声が、聞こえてくる
活気のある山の村状況でした。現在の状況は、1年生から6年生までで、たったの8人。
街並みも、歯抜けのように、空き家が目立つようになりました。

スーパーは無く、病院も無く。
バス会社からは、路線を外す打診もあったとの事でした。
林業は、衰退して、枝はらいをする人も無くなってしまったようです。
それもそのはず、樹齢30年~40年する杉の木を切っても、千円にも満たない金額
との事で、採算が合わず、完全に、林業が見放されている現状を聞きました。

想像以上の現実を、知って言葉を失いました。
空気は、綺麗で、山の恵みも豊かです。
近年は、猪より鹿が増えていて、猿も数多い様です。

自由気ままに暮らすのには、いいところなんですがね。
毎日の生活となると、幾つもの課題を抱えている日本の縮図を見た思いです。

興味深いのは、バイクの休憩ポイントとなっているらしく、大型バイクが
幾つも集結していました。日本列島縦断中と旗をなびかせ、スーパーカブで、休憩中の
強者も目にしました。不思議な国のアリス状態です。

今回は、いとこへの顔出しと、情報共有が、目的の熊村訪問。
地元の山菜と手打ちそば。今回は7部蕎麦との事でした。
五平餅もいただき、会話に花が咲き、会話を楽しんできました。

熊村

仕事がら、古き良き時代に建てられた建物の存在に、思いをはせました。
手を入れて、大規模改修工事すれば、生き返る建物がいっぱいある事に
何とかしたい。熱き思いが込み上げてきます。


タグ :蕎麦

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